ちまたに溢れる防災トリビアや防災グッズの噂、それホント?という様々な情報を実験・検証するシリーズ「自腹で検証!防災の噂」、今回のテーマは「踏み抜き防止インソールは本当に踏み抜かないか?」、後編の今回は実験結果をご紹介します。
今回の実験概要は次の通りです(前編のコラムとあわせてご覧ください!)
■大テーマ…靴に入れて使う「踏み抜き防止インソール」は、本当にクギを貫かないのか?
- クギに思い切り押しつける
- かなづちでクギを打ってみる
- かなづちでクギを連打してみる
という3パターンについて、実際に行ってみました!
■実験①インソールをクギに思い切り押しつける
板に打ち付けたクギを床の上に置いて、その上に両手で持った踏み抜き防止インソールを思い切り押しつけてみました。全体重でMAXでしたが…
結果は無傷でした!比較対象として「普通のインソール」を押しつけたところ1秒で貫通しましたので、やはり踏み抜き防止インソールは高い貫通防止性能を持っていることが分かりました。
■実験②インソールにかなづちでクギを打ち付ける
災害が増えつつ今、災害対策はできていますか?
続いて本番、かなづちを使って、クギを打ち付けてみました。思い切りガンガンガンと3連打してみましたが、結果は…
鉄板タイプのインソールは無傷でした、足を乗せる面を見てもピクリともしておらず、クギを踏みつけても大丈夫そうな印象です。
一方特殊繊維タイプのインソールですが…こちらも無事でした。わずかにへこみができていますが、貫くようすは全く無く、こちらも貫通を防止してくれそうです。
■実験③インソールにかなづちでクギを連打する
そして最後に、穴が空くまで連打をやめない!ということで、クギを連続して打ち付けてみました。ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンと、思い切り力を込めて10連打したところ…鉄板タイプはまたしても無傷でした、正確に10連打しましたがピクリともしておらず、作業現場・被災地・浸水避難時、など様々なシーンで安心して活用できそうです。
そして特殊繊維タイプですが…こちらはわずかに貫通してしまいました。ただ、クギがズボッと抜けることはなく、わずかに頭を出した所で止まっていますので、足の裏にクギをガンガン打たれる状況になっても大ケガは避けてくれそうです(はたしてそのような状況があり得るのか…)
■「踏み抜き防止インソール」を普段の靴に入れましょう!
と言うわけで、普段から通勤・外出に履いている靴へ「踏み抜き防止インソール」を入れっぱなしにすることをオススメいたします。特に意識しなくても足下の防災が完了しますので、日常生活を簡単に「備える」生活に変えることが可能です。お値段も1組で千円程度と安価ですので、ぜひ入れてみてください!
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