◼️建設現場でのデジタルサイネージの活用事例
近年、建設現場ではデジタルサイネージの導入が進んでいます。どのようなサイネージがどのような使われ方をしているのか、ご紹介したいと思います。
1.朝礼看板サイネージとしての活用
建設現場の朝礼は屋外で行われることが多く、また、多くの人に一度に情報を共有する必要があるため、大型のLEDディスプレイが適しています。LEDディスプレイなら直射日光が差し込むような環境でもはっきりと表示内容を見ることができます。
また、朝礼看板にデジタルサイネージを活用すると、今まで文書を印刷して配布したり、ホワイトボードに書き込んで指示していたことが、サイネージに表示するだけで周知させることができます。その結果、より遠くからでも見やすくなり、リアルタイムに図面やスケジュールを共有して情報や指示を周知させることも可能となります。
それだけでなく、ラジオ体操のような動画コンテンツを表示させることや、天気やWBGT(熱中症指標)などのリアルタイム性のあるコンテンツを表示させることもできます。
実際には下記のようなコンテンツを表示させています。
2.仮囲いサイネージとしての活用
2つ目は仮囲いサイネージとしての活用です。
建設現場の仮囲いには、今後1週間の工程表が掲示されていることが多いです。これをデジタルサイネージに置き換える場合、朝礼看板サイネージと同じように屋外に設置されるので、直射日光にも強いLEDディスプレイが適しています。ただし、こちらは大人数に同時に見せるものではないため、そこまで大きなディスプレイは必要ありません。
仮囲いの工程表をサイネージに置き換えると、1つのスペースで工程表以外のコンテンツも表示させることができます。例えば天気や建設中の建築物の完成予想図などです。こういったものを表示させることによって、地域住民に対してイメージの向上を図ることができます。
実際には下記のようなコンテンツを表示させています。
この他にも実際の建設現場で表示されている画面事例をまとめたPDFをお配りしています。実際に活用されている画面をまとめておりますので、ご参考ください。
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デジタルサイネージについては、こちらの記事もお読みください。
「デジタルサイネージとは 〜種類と役割について〜」
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