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「総務部向けEXCEL活用術 グラフ作成術10選」

[fa icon="calendar"] 2021/01/21 10:00:00 / by ビーティスブログ編集部

ビーティスブログ編集部

 

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 総務部向けExcel活用術第6弾!
今回は、グラフ作成のテクニックを10選をご紹介します!

 


目次

 1.書式設定で棒グラフの幅を調整

 2.「系列の重なり」 でグラフをまとめる

 3.セルにデータがなくても折れ線グラフを作る!

 4.「スムージング」で折れ線グラフを曲線にする

 5.強調したい1つの棒だけ色を変える

 6.円グラフの一部を外側に切り離す

 7.円グラフの中に数字を表示する

 8.グラフ内に表を追加する

 9.グラフの目盛線を変更する

 10.ショートカットキーでグラフ作成

 


 


1.書式設定で棒グラフの幅を調整

  
 表を選択して自動でグラフを作成してくれるExcelですが、見やすさによっては棒グラフの幅を変更したいときが多々あります。これらは書式によって変更することができます。

①各社員の月別の営業成績が入った表があります。
 

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② 範囲を選択して棒グラフを作成します。グラフは「挿入」タブから様々な形式が選択できます。今回は「集合縦棒」グラフを使用しました。

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③グラフの棒の部分を選択します。この時選択するのはどの棒でも大丈夫です。

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④右クリックし、「データ系列の書式設定」を選択します。

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⑤棒グラフの幅を太くするには「要素の間隔」の値を小さくします。細くしたい場合はその逆で可能になります。

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2.「系列の重なり」 でグラフをまとめる


 先ほど設定した棒グラフの太さ調節のほかにも、系列ごとの間隔も変更することができます。系列とは、この表の例だと「1か月ごとの成績」の部分になります。つまり、「2月の田中さん、佐藤さん、鈴木さん3人の成績」で1つの系列です。

①「要素の間隔」の上にある「系列の重なり」を調節することで各系列の間隔を変更できます。ピタリ重なった状態が0%です。

 

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②グラフ幅を太くし、さらに重ねることもできます。

 

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3.セルにデータがなくても折れ線グラフを作る!

① 次は折れ線グラフを作成します。
 

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②佐藤さんの7月のデータを消してみましょう。折れ線グラフが途切れてしましました。これでは見栄えも悪いです。何とかして6月と8月のグラフをつなぎたいところです。

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③グラフ全体を選択して右クリックし、「データの選択」をクリックします。


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④画面左下に「非表示および空白のセル」ボタンがあります。

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⑤出てきた画面で非表示セルや空白セルの扱いを設定できます。ここでは「データ要素を線で結ぶ」を選択します。


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⑥佐藤さんの7月を空白にしたまま、6月と8月のグラフをつなぐことができました!

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4.「スムージング」で折れ線グラフを曲線にする


 角ばった折れ線グラフだけでなく、くねくねした曲線で表現したいとき、細かくデータを入れなくても曲線にしてくれる機能があります。

① 棒グラフの時と同様、折れ線グラフのグラフ部分のどれかを選択して右クリックし、「データ系列の書式設定」を選択します。

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② 一番下の「スムージング」のチェックボックスを選択すると、グラフを曲線にすることができました!

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5.強調したい1つの棒だけ色を変える

 棒グラフで飛びぬけたデータや強調させたいところだけ別の色で表示したいときがありますよね。そんな時は「データ要素の書式設定」で色の変更ができます。グラフの棒全体の書式変更をするときは「データ系列の書式設定」棒一つ一つを変更するときは「データ要素の書式設定」です。紛らわしいので注意しましょう。

①変更したい棒グラフを選択します。グラフをダブルクリックすることで棒を1つだけ選択することができます。


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②右クリックし、「データ要素の書式設定」を開きます。「塗りつぶし」で棒グラフの色を変更することができました!

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6.円グラフの一部を外側に切り離す

  
 円グラフの要素を強調するために、外側に切り離して表示したいときがあります。とっても簡単な操作ですので必見です。

①円グラフを作成します。今回はC社のデータを外側に切り離します。グラフ作成後、C社のデータをダブルクリックします。

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②ダブルクリックしたデータをそのままドラッグすれば離すことができました!移動する角度は変わらないようになっているので、変にデータの移動位置が上下したりする心配もありません。

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7.円グラフの中に数字を表示する

  円グラフはただ作成しただけでは内部に数字などは表示されません。表示や編集の方法を解説します。

① グラフの右上にある「+」マークに、「データ ラベル」という項目があり、このチェックボックスを選択することでグラフ内に数字を入れることができます。


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② 数字を配置することができました!

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③「データ ラベル」右側から「その他のオプション」を選択することで、中のデータを編集することができます。

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④各グラフの分類名や、パーセント表示に変更することも可能です。パーセント表示のために再計算しなくてもいいのは円グラフの便利なところですね。


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8.グラフ内に表を追加する

 折れ線グラフなどの下に、実際のデータが入った表を挿入します。

①グラフを選択すると、「デザイン」タブが出現します。この左に「グラフ要素を追加」という項目があります。
 

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②「データ テーブル」から、表を挿入することができます。

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9.グラフの目盛線を変更する


 表の挿入以外にも、「グラフ要素を追加」には、目盛線の変更など様々な機能があります。

① 通常の目盛線のデフォルトは横軸しかありません。

 

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②目盛線を変更することで、方眼状にすることができました!縦軸のみや細かい補助線付きなど、いろんな目盛線を設定できます。

 

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③表の右上の「グラフ要素」でも目盛線の変更ができます。機能は同じなので、使いやすいほうを選びましょう。

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10.ショートカットキーでグラフ作成

 
①実はショートカットキーでグラフ作成を一瞬で行うことができます。グラフの範囲を選択し、「F11」を押します。

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②グラフシートが挿入されました!シート丸ごとグラフになっているので編集しやすくなっています。このグラフをコピー&ペーストして別のシートに持っていくことも可能です。

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 いかがだったでしょうか?今回はグラフ作成の小技をご紹介しました。
見やすいグラフを作れると周囲からの評価もぐっと上がります。グラフを使いこなして、資料のレベルをランクアップさせましょう!

 

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EXCLEショートカットキー55選まとめました!
こちらご参考ください。
コンテンツ4つにまとめておりますので、それぞれ画像からダウンロードください。

Excel1 Excel2 Excel3 Excel4

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