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自分磨きにどのくらいの投資が必要?

[fa icon="calendar"] 2018/01/17 9:20:05 / by 高橋昌也

高橋昌也


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新しい年に向けて

 平成30年に年が変わって、皆さんは新しい目標を決めましたか。今年はどんな自分磨きの計画を立てたのでしょう。
 平成28年のスクール通学やビジネス書籍購入などの、「自己啓発」に関する市場規模は9、049億円で、これは平成元年と比較すると約3倍にあたるそうです。かつては終身雇用制の下、企業が従業員の能力開発をしていたものですが、バブル崩壊後は、個人が自己啓発に取り組む形に移行したことに起因しています。

 

どのくらい、どんな手段で 

 さて皆さんはこの一年、自分磨きにどれくらいの投資をしようとお考えですか。産能大総合研究所の調査(2010年)によれば、ビジネスマンが自己投資として学習に投じてもよいと考える金額は、年間平均9,7万円、実際に投じた金額は7,5万円でした。これは果たして多いと感じますか、それとも少ないと感じますか。「セミナー・イベントへの参加」が10,0%と続く一方、自己投資を全く行わない「特になし」という人も42,1%にのぼりました。

キャリアについての意識は、「組織に頼らず、自分自身が独力形成するものだ」が62,4%と6割以上の人が自分自身でキャリア形成するものだと思っています。しかし実際に「自分が目指すキャリアが明確である」は38,3%、「目指すキャリアの実現に向けて具体的な取り組みを行っている」が40,9%となり、思いと実行の間には2割程度の開きがありました。

キャリアを自分で切り開いていこうと思ってはいるものの、どのような方向に進んでいけばいいのか、悩んでいる人も多いことが分かります。

 

どのくらい、どんな形で

 私がこれまでに参加したセミナーやイベントでは、その人の年収の3%から5%が自己投資の目安だと聞きました。例えば年収700万円の人であれば、21万円から35万円ということになります。中にはその人が目指す年収の10%というものもありました。仮りに年収3,000万円を目指すのなら300万円ですが、いかがですか。何か金額だけで見ると無理があるように思えますね。

最近はネットが普及しており、かつてほどお金をかけなくても必要な情報や学びを得ることができます。書籍も私のように紙の本でなければ落ち着かないという人を除けば、電子版もあり、工夫次第でコストも収納スペースも削減効果ができるでしょう。

ただ一ついえるのは、他者と違う自分を目指すのであれば、誰もがすることを同じようにやっていたのでは意味はないということです。それ相応の覚悟を決め、そこに飛び込む勇気をもって行動に移さなければ、新しい景色を見ることはできません。

 同じ分野でも自分よりレベルの高い人や、異なる価値観や考えを持つ人に出会うためには、やはりセミナーやイベントに出かけて直接講師の話を聞き、そこに参加している人達とも繋がりを持つことが重要だと考えます


師匠を見つけよう

 私自身もそのようにして師と仰ぐ人を見つけ、そのセミナーや懇親会を通じて色々な人と出会ってきました。今もそのやり方は変わっていません。このような懇親会の場は、ただの飲み会とは違って人脈作りに貢献する手段です。講師との繋がりはもちろんですが、自分が欲しい様々な情報を持つ人と知り合える学びと出会いの宝庫です。

本を読んだら、その著者の話を聞きに行ってみることです。書かれていることを直接耳から入れると、伝わり方のインパクトが全く違うことに気づきます。そして絶えずインプットをしている講師の話は、何度聞いても新しい側面があり、自分磨きに大いに役立つことを体感することもできます。

 昨年出会って私がすっかりファンになってしまった方に、元NHKのエグゼクティブ・アナウンサーの村上信夫さんがいらっしゃいます。村上さんは「言葉」はブーメランだと仰っていました。

 例えば、自分が「バカ」と言えば相手からも「バカ」と帰ってくる。人を傷つける言葉は、自分も傷つけます。「バカ、ダメ、アホ、最低・・・」などは、武器言葉と言われ、短くて考えずに口をついて出てくるという特徴があります。武器言葉が出そうになった時は、グッと堪えて数秒間待つことですと村上さんは言われました。言葉を包み込んで間を作り飲み込んでしまう、或いは武器言葉ではない形にして発することの大切さを教わりました。

 昨年話題になった「排除」や「リセット」という言葉も、「今回はご遠慮いただく」や「ゼロからのスタート」などと言い換えてみると刺々しい印象が和らぎ、嫌な感じも薄れるでしょうと仰っていました。このように、ゲーム感覚で言葉を磨く楽しさを身に着けたなら、何気なく交わしている日常の会話ももっと輝くものになることでしょう

 

当たり前の日常の中に

 「おはよう、ありがとう、いただきます、おかげ様・・・」などという言葉も、最近はないがしろにされている感があるそうです。その意味を正しく理解して自分に向けて言ってほしい言葉だと仰ってました。

例えば「ありがとう」の反対は「あたりまえ」です。「ありがとう」が、「有り難い」を語源とする感謝の言葉だと知っていれば、日常の中で「あたりまえ」だと思って見過ごしていたことに改めて気づき、丁寧に生きる在り方を再認識できることでしょう。

皆さんは朝起きて顔を洗うとき、鏡の中の自分に感謝の気持ちを込めて「ありがとう」と語りかけていますか。こんな風にして迎えた一日の始まりは、きっといい時間の一日を約束してくれると思いませんか。

当たり前だと思っていることの中にも、自分磨きの大きな機会があるものなのですね。また一人師匠が増えました

 

Topics: 自己啓発

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高橋昌也

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