BCPマニュアル作成したが紙のマニュアルのため社員1人1人に持たせられない、災害発生時に停電になり避難所などの情報が見れなかった…などいざという時に必要な情報を共有できず困ったことはありませんか?
災害発生時にはイレギュラーなことが多く発生し、いつも通りに行動できないことがあります。いざという時に身を守る行動ができるよう、日ごろから避難場所などの災害対策情報を社内で共有し備えておくことが重要です。
本記事では、社内の災害対策情報共有における課題に対して電子ペーパーサイネージを用いた課題の解決方法についてご紹介します。
目次
■社内の災害対策情報の共有における課題
災害対策情報を社内に共有する際にどのような課題があるのか、以下にまとめました。
・停電時に、PCやサーバー上にある情報が見ることができない
大規模な地震や台風によっては停電が発生する場合があります。PCやサーバー上にマニュアル
や連絡体制の資料などをアップしていても停電が発生すると見ることができません。
・BCPマニュアルが紙のマニュアルのため社員1人1人に持たせられない
BCPマニュアルは紙媒体での保管が多いですが、膨大なページ数になり社員1人1人に配布
することが難しい場合があります。
いざというときにBCPマニュアルを確認ができないと誤った判断をしてしまったり、
判断に時間がかかってしまうこともあります。
・メールや社内掲示板で共有しているが、情報が埋もれてしまい見られていない
メールや社内掲示板などで情報を共有している場合でも、業務や事務連絡等で埋もれてしま
い、必要な情報が社員に共有できていない場合もあります。
さらに、日にちが経過するごとに情報も蓄積されていくため、過去の共有情報を探し出すのに
時間がかかってしまいます。
・ポスターや紙のマニュアルなど紙媒体だと情報が更新された際に作り直しになり、手間と時間
がかかる
災害情報の共有としてポスターや紙のマニュアルを作成されている場合も多くあります。しか
し、訓練や災害発生後の見直しなどで情報が更新されることもあり、紙媒体では更新のたびに
手間と時間がかかってしまいます。
■電子ペーパーサイネージによる課題の解決
では社内の災害対策情報共有の課題に対してどのように解決ができるのか、電子ペーパーサイネージを用いた解決方法をご紹介します。
・停電時も情報共有を継続する
電子ペーパーサイネージは電源が切れた場合でも最後に表示した情報を維持するという特長が
あります。その特長を活かし、普段から避難場所や防災グッズの使い方などを表示しておくこ
とで停電が発生した場合でも、維持された情報を確認し次の行動につなげることができます。
・マニュアルや緊急連絡カードなどをQRコードで共有する
紙のマニュアルなど持ち運びが大変な紙媒体の資料をあらかじめファイル共有システム等にア
ップロードしておき、共有リンクをQRコードにしておくことで、社員1人1人に配布すること
が簡単にできます。万が一ダウンロードを忘れていた場合でも、表示しているQRコードを読
み取るだけなので、災害発生時にもダウンロードして確認することができます。
・「PICLES」を利用し必要な災害対策情報だけを組み合わせて共有する
クラウド型コンテンツ配信サービス「PICLES」との組み合わせで、情報をピックアップして表
示することで、他の情報に埋もれることなく災害対策情報を共有することができます。
イレギュラーなことが発生しやすい災害時に必要な情報がまとめて確認できるようにしておく
と、スムーズな避難や判断ミスを防ぐことにつながります。
・更新した情報をそのまま共有する
ポスターなどの紙媒体では情報を更新した後、印刷や掲示など手間が発生します。しかし電子
ペーパーサイネージを用いることで更新した情報をそのままアップロードできるため手間がか
かりません。さらに印刷代や紙の費用削減につながります。
■まとめ
ここまで社内の災害対策情報の共有における課題と電子ペーパーサイネージを用いた解決方法をご紹介しました。電子ペーパーサイネージを用いることで停電時にも情報を継続して共有することができ、さらに紙媒体での共有の手間や不便さも解決することが可能ですので、参考にしてみてください。
最後に実際に電子ペーパーサイネージで災害対策情報を共有しているデモ動画を以下のページで
ご紹介しております。こちらも是非チェックしてみてください。
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デジタルサイネージについては、こちらの記事もお読みください。
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