◼️公共交通機関でのデジタルサイネージの活用事例
ここ数年オリンピックやインバウンドの影響により駅やバス停など様々な場所でデジタルサイネージの設置数が急増しています。主に運行状況や広告を表示させるケースが多く見受けられますが、その他にどのような活用方法があるのか、3つのメリットと活用事例をご紹介します。
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公共交通機関でデジタルサイネージを使用するメリット
最初に公共交通機関でデジタルサイネージを使用するメリットをご紹介します。
・運行状況など重要な情報をわかりやすく、スムーズに共有できる。
・動画、写真を組み合わせて観光情報や広告を魅力的に発信できる。
・コンテンツを英語表記にすることで、インバウンド対応になる。
公共交通機関での活用事例
①構内案内や駅周辺の案内として
初めて駅を利用する人やエレベーターを利用するお年寄りやベビーカーを使用する親子などへ駅構内を案内するためにサイネージを活用できます。構内図と音声を組み合わせることで耳の不自由な人への案内にも活用ができます。
さらに駅周辺の情報や施設案内を表示させることで、電車やバスを降りた後の利用客にも役に立つ情報を提供することができます。
②観光情報や地域の魅力を発信
デジタルサイネージの特徴の1つとして動画や音声を再生できることが挙げられます。観光紹介動画をサイネージに表示することで静止画だけでは伝えきれない情報も魅力的に伝えることが可能です。
また地域のイベントのお知らせを表示することで、通勤や通学で利用している地域住民にも共有でき、集客にもつなげることができます。
③コンテンツを英語表記にしてインバウンド対応に
筆者の経験ですが初めて日本を訪れた海外旅行客が切符の買い方や電車、バスの乗り方などがわからず、質問をされたことが何度かあります。駅員によって英語のスキルに差があった場合説明がうまくできないことや、人が多い駅だと対応が駅員の業務の負担になる場合があります。そんな時に英語表記のチケットの買い方や乗り方の動画やコンテンツをサイネージに表示することで海外旅行客のサポートや、駅員の業務負担の軽減につなげることが可能です。
ここまで公共交通機関でサイネージを使用するメリットと事例をご紹介しました。コンテンツを工夫することで地域の魅力発信や利用客のサポートとしても活用できますので参考にしてみてください。
最後に、公共交通機関での活用事例集をPDF形式にてご用意いたしました。ぜひご活用ください。
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デジタルサイネージについては、こちらの記事もお読みください。
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