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デジタルサイネージ:不動産業での活用事例

[fa icon="calendar"] 2020/09/10 15:57:00 / by ビーティス_近藤優子

ビーティス_近藤優子

  20200910

 

◼️不動産業でのデジタルサイネージの活用事例

 不動産業の広告や物件情報はチラシやポスターなどの紙媒体のイメージがありますが、近年ではデジタルサイネージなどを用いた電子媒体での情報発信が見受けられるようになりました。

 デジタルサイネージを活用することでどのようなメリットがあるのか、本記事では不動産の店舗やマンションを例に3つのメリットをご紹介します。

 

不動産業にてデジタルサイネージを使用するメリット

 不動産の店舗やマンションにデジタルサイネージを設置することで以下のようなメリットがあります。

 ①物件情報や広告を効果的に発信できる(不動産の店舗の事例)

 ②入居者向けの情報をスムーズに共有できる(マンションの事例)

 ③防災の適切な情報共有ができる(マンションの事例)

関連記事:「デジタルサイネージとは ~種類と役割について~」
関連記事:リモート接客とは?概要や導入されている事例を紹介

 

①物件情報や広告を効果的に発信できる(不動産の店舗の事例)

 街を歩いてみるとたくさんの不動産の物件情報や広告がありますが、多くが紙媒体です。紙媒体では1枚に掲載できる情報が少なく、物件の魅力などを載せても見えにくい場合があります。また夜間だと、照明を特別用意しない限りは情報を読み取ることが難しくなります。

 一方デジタルサイネージでは、写真や動画など様々なコンテンツを組み合わせて表示することができるため、基本の物件情報だけではなくおすすめポイントや雰囲気など物件の魅力を存分に伝えることができます。またSNSやQRコードを表示することで、インターネット経由での情報提供につなげることもできます。更に画面の輝度が高いため、紙媒体では難しい夜間での情報発信もできるようになります。

 

②入居者向けの情報をスムーズに共有できる(マンションの事例)

 マンションでは掲示板にポスターを掲示したり、回覧板を用意して入居者へ情報を共有することがあります。情報の変更が頻繁に発生するものや急ぎで共有しなけれない情報がある場合、ポスターや回覧板の作成から掲示・回覧までに時間と手間がかかります。回覧板の場合、不在で次の入居者へ情報が回らない場合もあります。

 しかしデジタルサイネージでは、表示するデータの内容を変更し、USBへのコピーやクラウド経由で更新するのみとなるので、時間も手間もかけずスムーズに入居者へ情報を共有することができます。マンションのエントランスやエレベーターといった共用部分に複数台設置することにより、情報を目にする頻度も増やすことができます。また紙を印刷しなくなるので、ペーパーレスといった効果も期待できます。

 

③防災の適切な情報共有ができる(マンションの事例)

 近年台風や豪雨による洪水、地震などの発生頻度が多くなっており、それが要因となって普段の生活での防災意識がますます高まっているのではないでしょうか。しかし、防災の情報はネットニュース、ハザードマップ、各自治体のホームページ、防災関連の書籍など多岐にわたり、さらに情報も膨大です。その中から必要な情報や住んでいる地域の情報を選択するのは大変です。また子供やお年寄りなどインターネットを使うのが苦手な人もいるため知っている情報にも個人差が出てしまいます。

 そこで適切な防災情報を共有するため、デジタルサイネージを活用することができます。ハザードマップや自治体のホームページ、防災グッズの紹介を組み合わせて共用部分のデジタルサイネージに表示することで、入居者へ適切な情報を共有することができます。

 

 ここまで3つのメリットを事例とともにご紹介しました。マンション向けの事例でも不動産の店舗で活用できるものがあるので参考にしてみてください。
 最後に、不動産業向けの活用事例集をPDF形式にてご用意いたしました。ぜひご活用ください。

不動産業活用事例集

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デジタルサイネージについては、こちらの記事もお読みください。

「デジタルサイネージとは 〜種類と役割について〜」

「デジタルサイネージ:オフィスの受付での活用事例」

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Topics: デジタルサイネージ

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