Bitis ブログ

デジタルサイネージ:飲食業界の活用事例−集客編−

[fa icon="calendar"] 2020/04/24 14:20:29 / by ビーティス_市村亜也

ビーティス_市村亜也

  PAK21_bistroQtableset_TP_V

 

◼️飲食業界でのデジタルサイネージの活用事例

 飲食業界と一口に言っても、その形態はファーストフードからレストラン、居酒屋、テイクアウト専門店まで様々です。もちろん、それぞれの形態にあったコンテンツの内容というものは存在しますが、飲食業界でサイネージに求められる役割は主に「集客」「情報案内」「販促」の3つに分けられます。

 今回は「集客」用のサイネージの活用について説明します。

 

集客用サイネージとしての活用

 集客とはその名の通り、お客様を集めることを指します。お客様を集めるには色々な方法がありますが、デジタルサイネージによる集客で最も大切なのは、そのお店の前を通りかかった人に効果的にアピールをすることです。

 デジタルサイネージによる集客は、紙のポスターを貼るのと比べて、

 ・少ないスペースでたくさんの情報を表示できる

 ・輝度が高いため、夜でも明るく目立ちやすい

 ・音や動画によって表現の幅が広がり、かつ目立ちやすい

 ・時間帯や曜日、日付などによって表示するコンテンツを出し分けしやすい

 などのメリットがあります。

関連記事:「デジタルサイネージとは ~種類と役割について~」

 

1.少ないスペースでたくさんの情報を表示できる

 例えば、下記の4つの情報を紙のポスターで掲示しようとすると、当然のことながらポスター4枚分のスペースが必要になります。

 ・毎週平日PM5時〜PM7時にハッピーアワーを実施している

 ・歓送迎会用のお得な宴会プランがある

 ・季節限定メニュー

 ・今月のオススメメニュー

 1枚のポスターに複数の情報をまとめることもできますが、その場合、ひとつひとつの情報の占める面積は小さくなり、目立ちにくくなってしまいます。

 しかし、デジタルサイネージを活用すると、サイネージ1台分のスペースで全ての情報を表示させることができるため、ポスターをべたべたとたくさん貼る必要がなくなります。

 

2.輝度が高いため、夜でも明るく目立ちやすい

 紙のポスターは当然のことながら、それ自体は発光しないため、夜間はライトで照らす必要があります。また、色使いによっては天気のいい明るい日よりも、天気の悪い薄暗い日の方が見えづらいという場合もあります。

 しかし、デジタルサイネージなら、サイネージ自体が発光するため昼でも夜でも明るく、非常に視認性に優れています。そのため、店舗の前を通りかかる人の目を引きやすく、表示している内容を見てもらいやすいと言えるでしょう。

 

3.音や動画によって表現の幅が広がり、かつ目立ちやすい

 紙のポスターや看板と比べた時にデジタルサイネージの最大のメリットとして挙げられるのは音を出したり動画を表示することができることです。

 例えば、「網の上で肉を焼いている」というコンテンツを表示したい場合、紙のポスターはいかに美味しそうに見える写真を撮るか、いかに「刺さる」キャッチコピーを添えるか、という工夫をすることになるでしょう。

 それに比べて、デジタルサイネージは音を出したり動画を表示させたりすることができます。そのため、肉を焼いている画像に合わせて「ジュージュー」という肉が焼ける音を出して目立たせることもできますし、人間は本能的に静止画よりも動画(動くもの)に注目しやすいため、肉を焼いている動画を表示させて目を引くこともできます。

 また、動きや音があった方が「美味しそう」と思わせることができるので、単に注目を集めるだけでなく「食べたいな」という気持ちを喚起することもできます。

 

4.時間帯や曜日、日付などによって表示するコンテンツを出し分けしやすい

 例えば平日の夕方18時に店舗の前を通りかかる人と、金曜の夜0時に店舗の前を通りかかる人では、刺さるコンテンツも、求めているサービスも異なります。

 平日の夕方は、これからどこかでご飯を食べようという人、ご飯を買って帰って家で食べようという人、これからお酒を飲める「一軒目」を探している人などが割合としては多いでしょう。

 それに対して、金曜の深夜は残業で遅くなってこれから食事の人や何軒かハシゴをしたけどまだ飲み足りない人、始発まで飲むつもりの人が割合としては多いでしょう。

 前者と後者では当然のことながら集客に効果的なコンテンツは違います。ランチとディナーならまだしも、夕方と深夜でポスターを張り替えるのは非常に手間がかかりますし、営業時間中に毎日貼りかえるというのはあまり現実的ではありません。

 しかし、デジタルサイネージを使えば、事前にスケジュールを設定しておくことで、

時間や日にち、曜日などでコンテンツの出し分けを行うことができ、その日、その時間に店舗の前を通りかかる人に一番刺さるコンテンツを見せることができるのです。

 

 

 ここまで、集客用サイネージの4つのメリットを紹介しましたが、例えばとある店舗では実際には下記のようなコンテンツを表示させています。

黒板風_ランチメニュー

 この他にも実際の飲食店で表示されている画面事例をまとめたPDFをお配りしています。実際に活用されている画面をまとめておりますので、ご参考ください。

飲食店活用事例集−集客編−

 

===================================

デジタルサイネージについては、こちらの記事もお読みください。

「デジタルサイネージ:飲食業界の活用事例−案内表示・販促編−」

「デジタルサイネージとは 〜種類と役割について〜」

===================================

 


 

Topics: デジタルサイネージ

あわせて読みたい