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デジタルサイネージ:ネットワーク型サイネージとは

[fa icon="calendar"] 2020/03/05 9:48:11 / by ビーティス_市村亜也

ビーティス_市村亜也

  ネットワーク型デジタルサイネージ

 

◽️ネットワーク型サイネージとは

 ネットワーク型サイネージとは、インターネット等のネットワークと接続して稼働しており、通信機能を持っているサイネージのことです。ネットワークを通じてコンテンツの配信や管理をすることができます。特にクラウド上でコンテンツを管理・更新するサイネージのことはクラウド型サイネージと呼ぶこともあります。

 ネットワーク型サイネージにはどんな特徴やメリットがあるのでしょうか?

 

◽️特徴

 ネットワークに接続しているため、表示するコンテンツはネットワークを通じて配信されます。表示コンテンツの更新方法は下記のいずれかがほとんどです。

  • サイネージを管理するソフトウェアが入った管理用PCでコンテンツを更新
  • サイネージを管理するクラウドサービスにアクセスし、クラウド上でコンテンツを更新

 

 ネットワークを通じてサイネージを管理することができるため、スタンドアロン型のようにコンテンツを更新するためにサイネージを設置している場所まで行く必要がありません。そのため、複数台サイネージを設置する場合や、天井から吊り下げるなど物理的にUSBの抜き差しが難しい場合、頻繁にコンテンツを変更する場合などに向いています。

 また、YoutubeやWebサイト、SNSなどの外部サービスを表示させることもでき、表示コンテンツの幅がぐっと広がります。他にも、管理用のソフトウェアやクラウドサービスで細かい設定ができるものも多く、スケジュール配信やレイアウト設定をすることで表示するコンテンツをより効果的に見せることができます。

 ただし、初期導入費用はスタンドアロン型サイネージに比べて高価であることが多く、特にクラウド型サイネージの場合は月額や年額などでランニングコストが発生します。そのため、1台のみの設置でほとんどコンテンツを更新しないというような場合にはかなり割高になってしまいます。

 しかしながら、スタンドアロン型サイネージに比べると、複数台のサイネージ管理が非常に楽であり、また、表示コンテンツの幅が広がるなど、できることが非常に多いため、サイネージを本格運用したいという方にはスタンドアロン型ではなくネットワーク型サイネージをお勧めします。

デジタルサイネージ:スタンドアロン型サイネージとは

 

 

ネットワークを利用したコンテンツ更新の構成図

ネットワーク型サイネージ 構成図(オンプレミス型)



クラウドサービスを利用したコンテンツ更新のネットワーク型サイネージ構成図

ネットワーク型サイネージ 構成図(クラウド型)

 

◽️まとめ

メリット デメリット

・複数台のサイネージ管理が簡単にできる

・コンテンツの更新が簡単

・時間や場所を問わずサイネージの管理ができる

・外部コンテンツを表示できる

・レイアウトの設定やスケジュールによるコンテンツの出しわけができる

・スタンドアロン型サイネージ比べると高価

・ランニングコストがかかる

 

★ネットワーク型サイネージはこんな方におすすめ

  • 設置するサイネージ の台数が多い
  • 表示コンテンツを頻繁に更新する
  • サイネージの設置場所が物理的に手に届きにくい場所である
  • 遠隔地からコンテンツの更新や管理をしたい
  • 外部コンテンツを表示したい
  • コンテンツの出しわけをしたい

デジタルサイネージについては、こちらの記事もお読みください。

「デジタルサイネージとは 〜種類と役割について〜」

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Topics: デジタルサイネージ, ネットワーク型サイネージ

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