◆地域を愛する店は繁盛する◆
◎行事・催事や地域文化を分析
皆さんの住んでいる地域の小学校の運動会はいつ開催されますか?
自分が住んでいる地域(地方)に関心を向けることで、お客さまに価値を提案し、潜在需要を喚起することが可能になります。
運動会の例で商圏を考えると、学校関係者や町内会など狭くなります。しかし画像1のように「今週日曜日は○○小学校の運動会です!」と店頭にPOPを掲示したことで、子どもをその小学校に通学させている親の来店と客単価アップにつながった事例があります。総菜コーナーでは運動会時のお弁当やオードブルの買上促進につながるのです。
【画像1:地域価値を伝えた販促ツール】
何度か伝えていますが、大切なポイントですので繰り返します。対象者は広くより狭く設定することが反応をアップさせるコツです。
〇〇小学校関係者以外に与える影響は少なくなると考えがちですが、結果、多くの消費者にとってインパクトのあるPOP(メッセージ)となったのです。
ある文房具店では、地元のプロ野球チームが日本シリーズに進出した際、「紙テープや紙吹雪あります!」とPOPを掲示することで、普段あまり需要のない商品を目当てに来店するお客さまが増えたといいます。
また、地域には必ず独特な風習や文化があります。正月に食べるものも地域によって異なります。行事・催事同様に、自店の周辺ではどのような文化が受け継がれているのかを分析し、関連した商品の情報発信を考えていきしょう。
まずは地域に関心を示す。するとお客さまは、地域にとってそのお店やサービスがとても大切な存在だと気づいてくれます。地域のことを愛するお店のことは、地域が永く愛してくれるのです。
◆満足ではなく、感動を提供する店は繁盛する◆
◎小さなお店でも優位に立てる「口コミ」
「顧客満足」の効果が低下していませんか?
お客さまは満足を提供されることになれて、当たり前と考えています。何も特別なことではないため、お店の差別化にはつながらなくなっています。プラスアルファではなく、他店よりもマイナスにならないように取り組まなければならないのが顧客満足の実状なのです。
プラスアルファの取り組みとして考えるなら、満足を超える「感動」を提供することです。すでに繁盛店が注力しているのは「顧客感動」です。
「満足」も「感動」も大して違いはないのでは?と、思うかもしれませんが、180度違うのです。意味というベクトルの違いです。
それはお客さまの感情の向きにあらわれます。「満足」は内向きの感情です(画像2)これは自分ひとりが楽しかったり、嬉しかったりすることで得られる喜びです。
【画像2】
それに対して「感動」は外向きの感情です。自分だけではこの感情はあまりにも大きすぎて処理しきれずに他人とも共有したくなる喜びです。(画像3)
【画像3】
これが180度逆の感情の理由です。
今は莫大なコストをかけてテレビや新聞のような広告媒体を使うことはリスクを伴います。特に中小企業や小さなお店ではこのリスクは拡大します。新聞折り込みチラシでさえも躊躇する店が大勢を占めています。
しかし、広告媒体を使用しないリスクも間違いなくあるのです。混とんとした現代だからこそ情報発信が重要です。
そんな中でコストもかけずにリスク*を伴わない広告手段が存在します。それは「口コミ」です。これを上手に活用することで大企業だけではなく、小さなお店であっても発信で優位に立てるのです。
この「口コミ」を発生させるポイントとなるのが「感動」なのです。
*口コミには負の口コミもあります。
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