◆最強の助っ人の育て方~その2~◆
◎商売繁盛は「目標設定」が決め手
そのPOPに「目標」を与えていますか?
それも「お客様」をイメージして!
「働くPOP」と「働かないPOP」の違いは、「目標」があるかないか!これがとても重要です。売上高を目標に設定すると、お店に余計な負荷がかかります。お店だけではなく、販売員のストレスとなります。結果、売上目標に達する確率が低下し、お店全体の士気も下がります。
具体的に下記の3つの事項を設定することが決め手です。
1) このPOPは誰のためか?
誰のために制作そして掲示するのか?具体的な対象者を目標設定します。
「この商品(サービス)は誰に使ってほしいのか?」「このメニューは誰に食べてほしいのか?」を明確にして、そのお客さまのために掲示するということです。
具体的によく来店されるお客さまの顔を思い描きながら制作することが重要です。多くのお客さまを説得する必要はありません。たった一人のお客さまのためのPOPが結果、目標達成につながります。
POPに表記するメッセージを考えるときも「誰のためか?」がポイントです。対象者が抽象的では誰一人にも届かないのです。多くのお客さまに伝えたいと考えず、具体的にすることを疎かにしないことです。
思い描いたお客さまが年配の方であれば「65歳以上の男性で、休日はジーンズを好むカジュアル系の方へ」など、具体的な表現が求められます。
<ポイント>
お客さまの一人をイメージする
2) このPOPはいつまで掲示するのか?
「期限(期間)」の目標を設定することです。
POPは一人の販売員として働いています。販売員に休日があるように、POPにも同様のケアが必要です。ひょっとすると、POPは疲れないと思っているかもしれませんね。それは全くの誤解です。期限を決めずに貼り続けていると、汚れや乱れ、はがれて落ちていることがあります。販売員さんが暗い顔だったり、服装が乱れていたりしたらお客さまの購買意欲は減退します。これと同様だということをお店全体で意思統一することです。
同じPOPを長期間掲示することはNG!お店のイメージを損ないます。
「期限(期間)」の設定は「○月○日~○月○日まで」とするよりも、「○月○日~○月○日○時○分○秒まで」としたほうが良いです。
実は、POPは掲示すること以上に、取り外すことが重要です。「誰が取り外すのか?」と、担当者を決めることです。
<ポイント>
長期間掲示することはNG!
3) このPOPで何人喜ばすのか?
貢献するお客さまの数を目標設定することです。
前述したように、売上を目標に掲げると強制的に仕事をしている感覚があります。これまでは良かったかもしれませんが、POPや販売員のパフォーマンスを最大限に上げることは困難です。
人(お客さま)のお役に立てている感覚がPOPや販売員の仕事を通じた喜びにしなければなりません。
具体的にはお客さまから頂く「ありがとう!」の数を増やすことが繁盛店の条件です。POPや人(販売員)のヤル気は、この魔法の言葉を頂くことでレバレッジがかかります。
必ず「ありがとう!」の数は計測してください。
この商品(サービス)で何人の〝悩みを解決〟するのか?〝悩みを解決〟のところは一例ですので、喜ばせる結果につながる要因に置き換えてください。例えば、商品が食べ物で味覚に特長があるなら「この商品(サービス)で何人の〝舌を納得〟させるのか?」という具合です。
「ありがとう!」の数が増えてくれば、目標達成感が増幅されます。POPを起点に店舗の雰囲気も明るくなります。そういうお店にお客さまは魅力を感じ、来店頻度を重ねていきます。
結果、その先に売上もアップしていきます。
<ポイント>
具体的な「数字」を設定
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