「POPって、ブームだったときあるよね」
店舗指導に伺うと、たまにこのような反応を示す経営者がいます。この店舗にはやはりプライスカード以外の『POP広告』は皆無です。とても残念です…。
『接客』や『陳列』、『チラシ』などに関して「ブームだったときあるよね」という反応を示す経営者には、これまでひとりも出会ったことがありません。
『POP広告』は、他の戦術同様、はやり廃りでとらえることではないのです。店舗経営を発展させるためには、『接客』や『陳列』、『チラシ』同様、常日頃から継続していく習慣にしないといけないのです。
主宰する『POP楽会(学会)』の参加者は、『POP広告』の絶大な価値に気づいている経営者やスタッフの方々です。毎回集まって楽しそうに学び、そして情報交換をしながら『POP広告』でつながっています。『POP楽会』のミッションである〝POPで日本の景気回復〟を目指し、成功事例を積み重ねています。
数多いその中から3点ご紹介します。これらは決して〝ブーム〟という捉え方ではなく、継続したことでしか得られない『POP広告』の成功事例です。
まず一つ目ですが、市場にある海産物専門店の事例です。
ここの店内には大きな生け簀(いけす)が並んでいます。その中に視線をおくると、「ボクはここのNo.1」とPOP広告を甲羅(こうら)に背負った『毛ガニ』がいます。
このように、商品である『カニ』たちを単なる商品ではなく、店舗の『スタッフ』として活躍させています。スタッフの接客以外にPOP広告を活用し、店舗に引きつける手段として効果を発揮しています。接客を嫌がる来店者は、このカニのPOP広告のおかげで、逆に店員に話しかけてくるそうです。このプロセスを通じて嫌われない接客へのキッカケとなっています。
次に、閑静な住宅街にある癒し系雑貨店の事例です。
「POPの力はすごい!」と力強く言い切る『POP楽会』会員番号1番の経営者がいる店舗です。
描かれているメッセージには温かみがあり、ついつい購買心理を刺激されてしまいます。普段から商品への愛着があるから自然と出てくるメッセージです。お客様はそれを読むのが楽しいようで、このことは滞在時間を長くする効果として現れています。あるお客様から商品に付けてあるPOP広告も一緒にくださいという反応もあり、そのことに快く応えているのです。
最後に、どこにでもある街の薬局の事例です。
このPOPを制作した店舗スタッフの生の声(感想)は次のとおりです。
「制作したメッセージボードを店内に置いたところ、まるで売れていなかった商品が急に売れ出し、あっという間に目標を達成しました。まさかこんなに効果があるとは思いませんでした。何より驚いたのは、メッセージボードの前でたち止まりジーッと凝視している若い男性がいたことでした。今までうちの店でああいう光景を目の当たりにしたことがありませんでした。おかげさまで行き詰まっていた販売に希望の光が射し込んできました!」
いかがでしたか?このような事例は、自店の商売がうまくいかなくなってきたことを、景気を理由にする経営者の店舗では起こり得ない現象です。
あきらめない!何か行動する!それを習慣化する!それがたった1枚のPOP広告を制作することであっても、今回ご紹介したような店舗にだけ〝希望の光が射し込む〟ことを感じます。
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