デジタルサイネージの導入を考えている方にとって気になるポイントの1つがサイネージを「買う」か「借りる」かというところだと思います。
購入とレンタル、どちらの方がよりお得なのか、それぞれのメリットを比較してみました。
◼️購入する場合
メリット
・買い切りのためディスプレイ代は一回の出費ですむ
・資産となる
デメリット
・一回の出費が大きい
◼️レンタルする場合
メリット
・短期間の利用ならコストがそこまでかからない
・利用期間が終了すれば返却するため、保管場所を考えなくていい
デメリット
・利用期間によっては割高になる
では、購入とレンタルは、それぞれどんなシチュエーションに向いているのでしょうか。
長期間設置する場合はレンタルだと割高となりますので、購入の方が良いでしょう。
例えば、店舗やオフィスに常設する場合です。このような場合は、基本的には購入した方が1回限りの出費となり、トータルのコストも低く抑えられます。
逆に短期間の利用の場合は、レンタルの方が向いています。
例えば、期間限定店舗で利用し、その後必要ない場合や、展示会やイベントで利用する場合などです。このような場合は数日〜数週間の利用となるため、多少割高でも購入するよりレンタルする方がコストは抑えられます。
実際に試算してみた結果がこちらです。
A社 | B社 | C社 | |
3日間レンタル | 約¥35,000 | 約¥30,000 | 約¥80,000 |
1ヶ月レンタル | 約¥70,000 | 約¥60,000 | 約¥100,000 |
購入 | 約¥200,000 | 約¥150,000 | なし |
展示会でデジタルサイネージを使用する場合は、だいたい1〜3日間サイネージが必要になると思います。その1回のみで考えると確かにレンタルの方がお得ではありますが、年に何回も出展して、翌年以降も出展する可能性が高いなら、思い切って購入してしまった方がトータルコストは抑えられる可能性もあります。
1ヶ月限定の期間限定店舗等で使う場合も、同様の出店を全国各地で何回か行うのならば、購入してしまった方がコストが低くなるでしょう。
しかし、購入してしまうと、使わない期間は会社内のどこかに保管をしておかなければいけないため、会社内に十分なスペースがない場合は、コストはかかっても都度レンタルした方が煩わしくなくて良いという場合もあると思います。
まとめ
・短期間利用の場合はレンタルがお得
・長期間利用の場合や短期間でも何度も利用する場合は購入する方がお得
・しかし、コストだけでは判断できないメリットもあるので、自社の状況と照らし合わせて判断しましょう
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