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デジタルサイネージ:スタンドアロン型サイネージとは

作成者: ビーティス_市村亜也|2020/03/05 0:36:22

  

 

◽️スタンドアロン型サイネージとは

 スタンドアロン型サイネージとは、インターネット等のネットワークに繋げる必要がなく、単独で稼働しているサイネージのことです。

 スタンドアロン型サイネージには、どんな特徴やメリットがあるのでしょうか?


◽️特徴

 表示するコンテンツはUSBメモリやSDカードを機器に挿して読み込ませることができます。表示コンテンツを変更したい場合は、パソコンなどで新しいコンテンツをUSBメモリやSDカードなどに新たに書き込んで、それから再度サイネージに挿して読み込ませる必要があります。

 最もミニマムで手軽な構成のため、設置するサイネージは1台、表示するコンテンツは、ほとんど変更しないという方や手っ取り早くサイネージを始めたいという方にはこのスタンドアロン型サイネージがおすすめです。価格もネットワーク型サイネージに比べて安価であることが多いため、コスト面からみてもより導入がしやすいと思います。

 しかしながら、コンテンツを頻繁に変更する場合や、遠隔からコンテンツの更新を行いたい場合、設置するサイネージが多数の場合には向いていません。コンテンツを更新するたびに誰かがサイネージを設置してある場所まで赴いてサイネージにUSBメモリやSDカードを挿してコンテンツを読み込ませるという手間が発生するからです。

 また、決まったコンテンツを繰り返し表示することしかできないため、曜日や時間帯でコンテンツの出し分けをしたい場合には向きません。コンテンツの出し分けを行いたい場合は、スタンドアロン型ではなくネットワーク型を選択することになるでしょう。

デジタルサイネージ:ネットワーク型サイネージとは



スタンドアロン型サイネージ 構成図(STBあり)

 

スタンドアロン型サイネージ 構成図(STBあり)

 

◽️まとめ

メリット デメリット

・導入や管理が手軽

・ネットワークを繋げる必要がない

・比較的安価

・表示コンテンツの更新のたびに
サイネージにUSBメモリやSDカードを読み込ませる必要がある

・コンテンツの出しわけができない


★スタンドアロン型サイネージはこんな方におすすめ
  • 設置するサイネージ の台数がごく少数である
  • 表示コンテンツを稀にしか更新しない
  • サイネージを設置している場所まですぐに赴ける
  • コンテンツの出しわけをしなくて良い
  • 導入・運用コストを抑えたい


デジタルサイネージについては、こちらの記事もお読みください。

「デジタルサイネージとは 〜種類と役割について〜」

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