皆様こんにちは、ビーティスの加藤です。
もう10月が終わりますね、時がたつのは早いです。
ついこの前まで半袖を着ていたかと思えばすでに寒くなってきており、ハロウィンはすぐそこ。年賀状、クリスマスケーキの準備もそろそろ始める頃でしょうか。
スーパーにはミカンが並び始めました。個人的にミカンは最も好きな果物です。甘みと酸味の取れた優しい味でいくらでも食べられてしまいそうです。牛乳寒天にいれても良いですね。生産者の皆様に感謝です。
今回のテーマは「私の役割は?役割とワークスペース設定」です。
PICLESでは、ユーザーごとに「クラウド管理画面でどのような操作ができるのか」という「役割」を付与できます。
また、「Workspace」にコンテンツやモニターを分けて保存することにより、例えば部署ごとに担当する範囲の区画分けができます。
役割とワークスペースを組み合わせることで、他部署のコンテンツ操作を制限することもできます。
例えば、サイネージ管理チームのメンバーごとに以下の役割を割りあてて作業することができます。この管理により、自分の役割外の作業ができなくなるため誤操作する確率を減らせたり、チーム内のサイネージ管理がしやすくなったりしますよ。
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とある会社の場合
総務部長 … 全権管理者
総務部社員 … 総務部用Workspaceにおけるメディア管理者
製造部社員 … 製造部用Workspaceにおけるワークスペース管理者
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上記のようにユーザーごとの役割を設定する場合は、「Workspaces」と「カスタムロール(役割)」の設定を事前に行う必要があります。
今回は「Workspaces」、「カスタムロール」と「ユーザー」についてご紹介します。
■Workspacesについて
まずWorkspacesとは何でしょうか?
PICLESにおけるWorkspacesとはパソコンにおける「フォルダ」のようなものです。
フォルダのように、メディアやウィジェット、スライドショー、レイアウト、スケジュール、モニターを分けて保存できるのです。例えば部署ごとにWorkspaceを分けることで、コンテンツの管理などがしやすくなります。
例えばこちらの画像では、ゲンバルジャーに加え事業所ごとのWorkspaceを作成しました。
上の画面がWorkspaceの編集画面です。新たに作成する場合は名前を付けて保存すればOKです。先程の例でいえば「ゲンバルジャー」などです。
作成したWorkspaceにはコンテンツやモニターを分けて保存できます。
■カスタムロールについて
続いて、カスタムロールとは何でしょうか?
PICLESにおけるカスタムロールとは、例えば社内システムにおける閲覧範囲が社員ごとに異なるものです。制限がない場合はどこでも閲覧できますが、例えば一部の社員にのみ公開されたペー ジへのアクセスについてはほかの社員の閲覧が制限されているため閲覧できない場合があります。
同じことをPICLESの管理画面内で行うことができます。
この画像がPICLES管理画面でのカスタムロール一覧画面です。デフォルトで10個程度のカスタムロールが設定されています。
いずれかをユーザーに割り当てることができるほか、新たにカスタムロールを作成することもできます。
上の画面がカスタムロールの編集画面です。「メディア」や「スライドショー」などの欄ごとに許可する操作を選択できます。
■ユーザーの役割設定について
ログイン後の画面はユーザーが割り当てられた役割によってできる操作が異なります。
この画像がユーザーの編集画面です。名前、IDとなるメールアドレス、ログイン時に必要となるパスワードを設定するほか、アカウント権限、Workspace権限を設定できます。
画面内「Add」ボタンをクリックすると、次の画面になります。
これまでに作成したWoekspaceとカスタムロールを上の画面で選択することによって「どのWorkspaceで」「どの役割を」「どのユーザーに許可するか」を設定できます。
つづいて、実際に役割を設定したユーザーからみたPICLES管理画面について説明します。
■Workspacesでの役割設定をしたユーザーの操作画面例
今回の例では、Workspace「ゲンバルジャー」に役割「メディア管理者」を割り振ったユーザー「ゲンバルジャーのメディア管理者」を作成しました。
このユーザーでログインした場合のダッシュボードがこちらです。
モニターステータスを見ていただくと、「モニターセクションにアクセスする権限がありません。」と表示されています。「メディア管理者」にはモニターの欄にアクセスする権限がないので、情報も見ることができません。
さらに、「メディア」、「スケジュール」、「アカウント設定」をクリックしてみました。
この画像は「メディア」の画像欄をクリックした画面です。一覧の閲覧や編集、削除といった操作もできます。「メディア管理者」には一覧の閲覧や編集、削除が許可されていることが分かります。
この画像は「スケジュール」欄や「アカウント設定」をクリックした画面です。「メディア管理者」には「スケジュール」欄や「アカウント設定」へアクセスする権限がないことがわかりますね。
いかがですか?役割分けをすることにより誤操作の防止やセキュリティ対策をすることもできます。
■豊富なコンテンツの管理は大変…。Workspaces、カスタムロールを活用して管理してみましょう!
ユーザーごとの役割分けで誤操作を防止したり、チーム内のサイネージ管理を円滑にしてみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回がPICLESブログの最終回でした。全24回、1年半にわたって連載してきた当シリーズを通して皆様にPICLESの魅力や便利さが伝わっていれば幸いです!
これからもクラウド型サイネージ配信システム「PICLES」をどうぞよろしくお願いいたします。
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デジタルサイネージについては、こちらの記事もお読みください。
「社内の災害対策情報共有における課題と電子ペーパーサイネージによる解決方法」
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