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シン・フロンティアを目指せ!すでに始まっているメタバース世界史~その2~

[fa icon="calendar"] 2023/11/22 10:00:00 / by 沼澤 拓也

沼澤 拓也


メタバース

 

◆メタバースに欠かせない!3つのトリガーとは?Part1

メタバースは昨年の流行語30選にあげられましたが、体験したことのある人はまだまだわずかな現状です。
 マスアダプションには時間が必要ですが、3つのトリガーによって急速に拡大することが考えられます。
 1つ目のトリガーは、デバイスの進化です。パソコンやスマホに代わるデバイスが普及することです。
 

 
◎メタバースへの扉を開くデバイス

近年、人類のデジタル体験は飛躍的な進化を遂げています。その中でも、メタバースを探索するためのデバイスが注目を集めています。VR(仮想現実)ゴーグルやヘッドセット、マウントディスプレイは、私たちを日常の制約から解放し、新しい次元での体験を可能にします。
この記事では、VRゴーグルやヘッドセット、マウントディスプレイを総称してスマートグラスと統一して解説します。

スマートグラスはまさに新しい現実への扉と考えられます。スマートグラスは、視覚を中心にした没入型の体験を提供します。高解像度のディスプレイとリアルな音響効果により、仮想世界がまるで現実そのものに感じられます。仮想空間での散策、リアルなゲーム体験、バーチャルコンサートの鑑賞など、われわれ人類に未知の世界を広げ、メタバースの奥深さを体験させてくれます。
リアルな3Dサウンドにより、まるで周りにいるかのような臨場感を提供します。これにより、ユーザーは仮想会議やデジタル空間でのコミュニケーションを一層リアルに感じることができます。
仮想の作業環境を表示することで、ユーザーは物理的なスペースの制約を超えて作業できるようになります。

スマートグラスはビジネスのコラボレーションや仮想オフィス環境の構築において、革新的なツールとして注目を集めています。
スマートグラスのようなデバイスが進化する中で、人類はますます現実と仮想の区別が曖昧になっていきます。
AR(拡張現実)とVRが融合することで、リアルな世界とデジタルの情報をシームレスに結びつけることができるようになります。これにより、日常生活の中で仮想要素が豊かに取り入れられ、新しい形態の社会が形成されます。

デバイスは、これからの社会でのコミュニケーションやエンターテイメントの中心的な役割を果たすことが期待されています。

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◎新しいデジタルエクスペリエンスの可能性

スマートグラスを用いたメタバースの探索は、人類に新たなデジタルエクスペリエンスの可能性を提示していきます。

これらのデバイスを通じて、私たちは遠く離れた友達と仮想空間でリアルな対話を楽しむことができるだけでなく、世界中の美術館や歴史的な場所を訪れることもできます。
これにより、文化や知識の共有がより手軽に行え、異なる地域や文化との交流が促進されます。

このように仮想的な情報が現実の風景と調和し、デジタルと現実が融合していきます。われわれ人類は日常生活の中で新しいデジタルエクスペリエンスを享受できるようになり、メタバースがますます身近な存在となります。


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◎課題と未来への展望

これらのデバイスが拓く未知の領域には課題もつきものです。現状のスマートグラスは携帯するにはサイズ、重量、装着感などに改善の余地があります。屋内だけではなく屋外で使えるメガネやコンタクトレンズのようなデバイスの登場が期待されます。

ガラケーからスマホにデバイスが変化したことでSNSが普及したように、スマホからスマートグラスへ進化することでメタバースの利用者が増加していきます。
市場が拡大していくことでプライバシーの問題やデバイスによる格差など、様々な側面からの検討が必要です。

さらにユーザーの健康と安全を守りながら、テクノロジーが進化し続けることが求められます。
これらの課題を解決することで、デバイスはより安全で豊かなデジタル未来を切り拓くことになります。

われわれ人類のデジタルライフにおいて新たな局面を切り開いていきます。スマートグラスもテクノロジーの進化と共に、日常に革新的な体験をもたらしてくれます。

                  
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デジタルサイネージについては、こちらの記事もお読みください。

「デジタルサイネージとは 〜種類と役割について〜」

「デジタルサイネージ:オフィスでの情報共有活用事例」

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Topics: サイネージ, メタバース

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