ちまたに溢れる防災トリビアや防災グッズの噂、それホント？という様々な情報を実験するシリーズ「自腹で検証！防災の噂」、今回のテーマは、「圧縮軍手＆タオル」のご紹介です。
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■防災リュックに入れるマストアイテム
避難時に持ち出す防災リュック、「非常持ち出し袋」へ入れるべきアイテムは色々ありますが、まずは「命を守る」ためのグッズを優先させる必要があります。とりわけ「雨具」「ライト」「ホイッスル」は重要な道具ですし、「軍手」「タオル」なども優先度の高いアイテムです。
雨濡れ対策は重要です。雨や雪に濡れたまま着替えることができないと、冬ならば凍死する恐れがありますし、夏でも体温を奪われて体調を崩します。水に濡れないための雨具は、最重要防災アイテムのひとつです。さらに、水濡れ時の着替え・タオルも必ずリュックへ入れたい道具です。
暗闇で行動するためのライト、身動きが取れなくなった際に救助を呼ぶホイッスルも重要です。さらに、行動する際に身を守る道具として、ヘルメット、踏み抜き防止インソール、そして軍手（防災グローブ）が重要になります。雨具・タオル・軍手は防寒具としても使えるのでぜひ揃えたい道具です。
■軍手とタオル
今回ご紹介するアイテムは、そんな重要アイテムである「タオル＆軍手」がセットになっている商品です。サイズ感的にはタバコ一箱…、あるいは10,000mAhの小型モバイルバッテリー程度の大きさの箱ですが、なんとこの中に「圧縮」されたタオルと軍手が入っています。
この「箱」状の物体Aを、ほぐしながら崩していきますと、なかから軍手とタオルが登場します。圧縮タオルの中には「水」を必要とする製品もありますが、この圧縮セットはただほぐすだけでOKという簡単さ、力の無い子どもや女性でも楽に展開できます。
完全にほぐすと、手ぬぐいサイズのタオルが1枚と、フリーサイズの軍手が1組登場します。薬品が付いていたり、不快なにおいがしたりすることもありませんので、ほぐしたらそのまま使うことができます。濡れた身体を拭いてよし、手にはめて作業をしてもよし、あるいは防寒具として首と手に付けてもよいでしょう。
■リュックにひとつ、持ち歩きにも便利
防災リュックに入れたり、日々持ち歩いたりするアイテムは、携帯できる量が限られますのでコンパクトになっていると便利に使えます。このタオル＆軍手は、かなり小さく圧縮されていますので、荷物量を増やすことなく重要アイテムを追加できる点が優れています。
この圧縮セットを製造しているのは、広島市にある「株式会社光」という会社で、各種のプレス製品を多数販売しています。観光地などで販売されているお土産圧縮タオルも各種ありますので、非常時にも役立つ圧縮製品を、ぜひ見つけてみてください。
なお私自身も、日々持ち歩いている通勤用防災グッズにこの圧縮セットを入れている他、各種圧縮タオルのお土産品を色々と買い集めております…。
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