近年レジャー施設の入り口や施設内などでもデジタルサイネージを見かけることが多くなりました。デジタルサイネージを導入することにより、映像や音楽を使った空間演出はもちろん、来場者へのお知らせや混雑状況の表示などスタッフの業務負担を軽減させるといった効果もあります。
本記事では、レジャー施設でのデジタルサイネージの用途や活用するメリット、活用事例をご紹介します。また実際に弊社クラウド型サイネージコンテンツ配信システム「PICLES」(ピクルス)をご利用いただいているお客様事例のダウンロード資料もご用意しておりますので、ご活用ください。
関連記事:「デジタルサイネージとは ~種類と役割について~」
目次
レジャー施設でのデジタルサイネージ利用用途
まず初めにレジャー施設においてのデジタルサイネージ利用用途について見てみましょう。ここでは大きく3つに分けてご紹介します。
①来場者へのお知らせや施設案内の表示
窓口での問い合わせや対応が多く、スタッフの業務負担が増えてしまうケースがあります。
何度も繰り返される問い合わせや施設案内等を多くの来場者へお知らせしたい場合には
デジタルサイネージがぴったりです。
天候による急なイベント中止や乗り物運休時は、スピーディーに情報を伝える必要が
あります。そんな緊急時にもデジタルサイネージを利用できます。
②エンターテインメント性を持たせたコンテンツの表示
メインの目的と併せてデジタルサイネージのコンテンツにエンターテインメント性を持たせ
ることで、より一層来場者を楽しませることができます。音楽や映像を組み合わせた空間演
出や、イベントで撮影した写真を掲載するなど、コンテンツを工夫することにより楽しさの
幅が広がります。
また展示物に関連する歴史や情報を表示させることで、楽しみながらも興味や知識を深める
きっかけを作ることもできます。
③感染症対策や災害時の情報提供として
デジタルサイネージはお知らせやエンターテインメントの他に、災害時や感染症対策として
も利用できます。感染症対策ではスタッフと来場者の非接触の機会を増やしたり、施設の
混雑状況を案内し、密にならないように促すことも可能です。
災害時では、避難場所の案内や身の安全を確保する行動を促すコンテンツを表示し、防災の
1つのツールとして利用できます。初めて施設を訪れるお客様や多くのお客様に対して災害
の情報や避難情報を伝えるのに最適です。
上記以外にも施設内の店舗で売っている商品の広告を表示させる、飲食店の案内をするなど、表示させるコンテンツを工夫することで、来場者に多くの情報を提供することが可能です。
レジャー施設でデジタルサイネージを利用するメリット
次にレジャー施設でデジタルサイネージを利用した場合、どのようなメリットがあるのか、いくつかご紹介します。
・繰り返し問い合わせがある内容を表示することで、窓口業務の負担が軽減でき、顧客満足度
を向上させることができる。
・来場者が多い場合でも、お知らせを手間なく多くの人へ情報を伝えることができる。
・天候などの影響による急なイベント中止や運休のお知らせをタイムリーに情報提供できる。
・魅力的な映像や音楽、イベント画像などを表示させ、来場者により一層楽しみを提供でき
る。
・混雑状況や消毒のお願いなどを表示することで、施設の感染症のリスクを軽減させる。
また非接触の機会を増やし、スタッフの感染症予防につなげることができる。
・災害時の地震発生情報や避難場所案内など周知することで、防災・減災につなげることが
できる。
デジタルサイネージを活用することによって、スタッフの業務負担を軽減する、来場者に楽しんでいただくなど、様々なメリットがありますね。
レジャー施設での活用事例
では実際にレジャー施設でどのようにデジタルサイネージが活用ができるのか、最初にご紹介した3つの用途別にご紹介します。
①来場者へのお知らせや施設案内の表示
こちらは来場者に向けたお知らせを表示した事例です。休館日や運行状況など、事前に来場者へ知らせる必要のある情報を繰り返し流しておくことで、スタッフへの問い合わせを軽減させることにつながります。デジタルサイネージですので、急な予定変更があった場合でもすぐに更新することができ、紙の印刷や貼り替えなどの手間も必要ありません。
さらにイベントのお知らせや飲食店のお知らせなども表示することで、来場者を誘導することができ、周辺施設の利用率やイベントの参加率のアップにつながります。
②エンターテインメント性を持たせたコンテンツの表示
こちらはエンターテイメント性を持たせたコンテンツ事例です。1つ目のコンテンツでは幻想的な動画と音楽を組み合わせて空間演出として利用しています。展示やイベントを盛り上げる1つの要素として活用することができます。
2つ目のコンテンツではQRコードを用いて、アトラクションの1つに取り入れています。来場者が参加し、能動的に楽しむことができるきっかけとなります。
3つ目のコンテンツでは展示物の横にコラムとして関連する情報を表示し、来場者の興味や知識を深めるきっかけにできます。
③感染症対策や災害時の情報提供として
上の2つのコンテンツは、災害発生時に表示されるコンテンツ事例です。レジャー施設では初めて訪れる来場者も多いため、施設の場所や避難場所を把握できていないことがあります。そこでデジタルサイネージで避難場所を案内することにより、スムーズな避難行動へつなげることができます。また災害発生時はイレギュラーな対応となるため、あらかじめ表示させる情報を決めて、表示する手順などを訓練しておくことで、避難誘導の補助として活用が可能です。
下の2つのコンテンツは、感染症対策のコンテンツ事例です。感染者が減っていても行楽シーズンや長期休暇などには大勢の来場者が来ると想定されるので、引き続きデジタルサイネージなどを活用し、感染症対策を呼びかけることが大切です。
また施設の混雑状況を表示させ、密にならないように来場者へ混雑していないところから利用していただくよう促すことも可能です。
まとめ
ここまでレジャー施設でのデジタルサイネージ利用用途や活用するメリット、活用事例をご
デジタルサイネージを活用することで、スタッフの業務負担軽減や、来場者の顧客満足度向上、引き続き対応が必要な感染症対策や防災対策につながります。
まだデジタルサイネージを導入されていない方も現在お使いいただいている方も、是非参考にしてみてください。
お客様事例ダウンロード
最後に弊社クラウド型サイネージ配信システム「PICLES」(ピクルス)をご利用いただいている、株式会社アビラ様の事例をご用意いたしました。
以下のリンクより資料をダウンロードいただき、ご活用ください。
【PICLES事例:株式会社アビラ様(斑尾高原ホテル、斑尾高原スキー場)】
株式会社アビラ様では、斑尾高原ホテルの受付や斑尾高原スキー場のリフト券売り場にデジタルサイネージを設置し、弊社クラウド型サイネージ配信システム「PICLES」(ピクルス)でコンテンツの管理をしています。
リフト運行状況をリアルタイムで表示する他、イベント告知や温泉混雑状況などを表示することで、お問い合わせ件数の削減や顧客満足度アップにもつながりました。
今回、デジタルサイネージ導入前の業務課題や、導入後の効果などについてお話いただきました。
===================================
デジタルサイネージについては、こちらの記事もお読みください。
===================================