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防災のキホン:新しくなった「重ねるハザードマップ」で水害リスクを把握する・前編

[fa icon="calendar"] 2023/06/16 11:00:00 / by 高荷 智也

高荷 智也


ハザードマップ  

 水害対策の基本は、ハザードマップを用いて、自宅・会社周辺のリスクを把握し、避難の方針を定めることです。この際に欠かせない「重ねるハザードマップ」がリニューアルして使いやすくなりました!ぜひご活用ください。

 

■ハザードマップポータルサイト

家庭や企業の防災対策でハザードマップを確認する際には、市町村が作成する「地域のハザードマップ」か、国土交通省が提供している「重ねるハザードマップ」を見るのが基本となります。
いずれも基本的な内容は同じですが、地域のハザードマップには避難場所・避難所の情報や、地域の防災施設の情報などが細かく記載されます。しかし「隣の自治体」の情報は掲載されないため、生活圏が複数の街にまたがる場合はやや不便です。

国交省の重ねるハザードマップは、日本全国の地図を途切れなく閲覧しながら、津波・高潮・洪水・土砂災害の情報を重ねて表示することができます。周辺リスクをざっくりと把握する際には大変便利です。
これらの地図を確認する際の入口として便利なのが、「ハザードマップポータルサイト」と呼ばれるWEBページです。このページからは、全国の自治体のハザードマップを検索したり、重ねるハザードマップを開いたりすることができます。

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国土交通省:ハザードマップポータルサイト



■重ねるハザードマップ

ハザードマップポータルサイトで住所を入力したり、現在地から探すボタンを押したりして「重ねるハザードマップ」を表示させると、指定した場所が地図の中央に表示されます。
ここまでは従来の機能と同じですが、2023年5月のリニューアルにより、地図の中央地点に「リスク情報」がある場合は、それをテキストで表示してくれるようになりました。地図を読み取らなくとも、その場所のリスクを教えてくれる、便利な機能と言えます。

重ねるハザードマップはWEBアプリであるため、地図の拡大・縮小・移動が自由で、全国のハザード情報をシームレスにチェックすることができます。自宅と学校や職場が別の自治体にある場合も、まとめて地図を確認することができます。また、旅行や出張などで出かけた際にも、現在地周辺のリスクを現在地ボタン一発で確認できるなど、大変便利です。

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国土交通省:重ねるハザードマップ



■サイネージを利用した災害情報の配信

ビーティスのサイネージ型クラウド配信システム『PICLES』では、Lアラートやエリアメールなど発報された際に、設定している災害情報をデジタルサイネージに表示することが可能です。
サイネージを利用して大雨警報やハザードマップなどを表示して情報を共有し、有事の際に備えましょう。

詳細は災害特設サイトをご覧ください。
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