◆POPを活用した実証実験~その7~◆
9つ目のメソッドは「ツァイガルニク効果」です。
テレビを観ていると盛り上がってきた時点で「続きはCMのあとで」という演出がその一つです。その結果、CMあけに起こる展開が気になったことはないでしょうか?
連続ドラマの次回が気になるようなストーリー展開もツァイガルニク効果を狙った演出です。
メディアだけではなく、この効果を活用することで集客や売上につなげることが可能です。
心理学者ツァイガルニクは、次のように説明しています。
[fa icon="calendar'] 2022/08/18 13:27:03 / by 沼澤 拓也 posted in デジタルサイネージ
◆POPを活用した実証実験~その7~◆
9つ目のメソッドは「ツァイガルニク効果」です。
テレビを観ていると盛り上がってきた時点で「続きはCMのあとで」という演出がその一つです。その結果、CMあけに起こる展開が気になったことはないでしょうか?
連続ドラマの次回が気になるようなストーリー展開もツァイガルニク効果を狙った演出です。
メディアだけではなく、この効果を活用することで集客や売上につなげることが可能です。
心理学者ツァイガルニクは、次のように説明しています。
[fa icon="calendar'] 2022/07/20 10:00:00 / by 沼澤 拓也 posted in デジタルサイネージ
◆POPを活用した実証実験~その6~◆
8つ目のメソッドは「サンクコスト」です。
やめられないことはありませんか?ここまで継続購入してきたものやマイレージ会員を他社に変更しないなど、貯めたポイントや特典がゲットできる仕組みによくある心理です。
これも以前触れた損失回避の一つです。得することより損することが心理的に重たいため、これまでかけたコストを回収しようと合理的な意思決定ができなくなります。
結果、さらにコストがかさむ現象をサンクコスト(埋没費用)といいます。
市場開拓や商品開発、資産運用などビジネスに関することだけではなく、ゲームやギャンブル、恋愛に至るまで、いかに勇気をもって撤退するかです。
ここで追加投入は避けなければならない重要な判断です。
あなたがサンクコストに陥りやすいか否かは次のチェックでわかります。
[fa icon="calendar'] 2022/06/23 11:00:00 / by 沼澤 拓也 posted in デジタルサイネージ
◆POPを活用した実証実験~その5~◆
7つ目のメソッドは「現状維持バイアス」です。
人間は変化を恐れます。正確には脳が変化に対して拒否反応を示すのです。
少し本筋から逸脱しますが、脳はサボり癖があることを理解している人はわずかです。夢を実現させたり、目標を達成する人に共通しているのは、脳がサボらないように心でコントロールしているのです。今更ですが、脳と心は連動しており、脳を自分の味方につけるためには挫(くじ)けない心を鍛えることが条件なのです。
[fa icon="calendar'] 2022/06/01 11:35:41 / by 沼澤 拓也 posted in デジタルサイネージ
◆POPを活用した実証実験~その4~◆
6つ目のメソッドは「カウントダウン効果」です。
☑急がなきゃ
☑なぜかソワソワ
☑得体のしれない者に背中を押されている。
と、感じてしまう心理的効果があります。この効果を活用することで来店されたお客さまの購買意欲が高揚することがわかっています。
以前も触れた数字で訴求することはとても有効な方法です。その中でも特に効果が上がるメソッドであり、ここぞという場面での活用をおすすめします。
[fa icon="calendar'] 2022/04/27 10:00:00 / by 沼澤 拓也 posted in デジタルサイネージ
◆POPを活用した実証実験~その3~◆
五つ目のメソッドは「損のダメージ」です。
利益より損失の方が、最低でも2倍も重大に感じるのが人間の感情(心理)です。そのため「損のダメージ」を回避する判断をしてしまいます。
[fa icon="calendar'] 2022/03/29 11:00:00 / by 沼澤 拓也 posted in デジタルサイネージ
◆POPを活用した実証実験~その2~◆
購買行動の起点となる“購買時点(POP)”に携わっている立場から人間の感情(心理)を考慮しない「合理的な購買」であることを説明しても消費者の反応(購買)に至らないことが増えている現状があります。
現場(買場)での購買行動の一つ一つを分析し、「不合理な購買」に当てはまるのではないかという仮説を前回(その1)で設定してきました。
そこで、“顧客は常に合理的である”をPOPコンテンツの視点で引き続き分析していきます。「不合理な購買」に至る指標である「変調」と「同調」とともに残りの3つのメソッドを現場(買場)で起きている実例をもとにみていきましょう。
[fa icon="calendar'] 2022/03/07 10:00:00 / by 沼澤 拓也 posted in デジタルサイネージ
◆POPを活用した実証実験~その1~◆
1パック598円のイチゴは売れませんが、桐の箱に入った5個で2万円のイチゴは完売しているのが現代の消費者の不合理な購買行動なのです。これまでの伝統的な経済理論では説明できない購買行動が業界を問わず起きています。
消費者の購買行動は合理的なものと考えられてきました。
しかし
①安いより高いものが売れる
②新しいより古いものが好き
③便利より不便さを体験したい
など、上記のイチゴだけではなく、モノやコトを欲する不合理な人間の心理を解析することでPOPコンテンツも進化し始めています。
[fa icon="calendar'] 2022/01/24 11:00:00 / by 沼澤 拓也 posted in デジタルサイネージ
◆最強の助っ人の育て方~その6~◆
POP制作の際に、購買心理プロセス8ステップを連動させることで、レスポンスの高いPOPを育てることができます。前回までの第1から第6ステップに続き第7・第8ステップを解説します。
[fa icon="calendar'] 2021/12/17 10:00:00 / by 沼澤 拓也 posted in デジタルサイネージ
◆最強の助っ人の育て方~その5~◆
POP制作の際に、購買心理プロセス8ステップを連動させることで、レスポンスの高いPOPを育てることができます。前回までの第1から第4ステップに続き第5・第6ステップを解説します。
[fa icon="calendar'] 2021/11/25 10:00:00 / by 沼澤 拓也 posted in デジタルサイネージ
◆最強の助っ人の育て方~その4~◆
POP制作の際に、購買心理プロセス8ステップを連動させることで、レスポンスの高いPOPを育てることができます。前回の第1・第2ステップに続き第3・第4ステップを解説します。